SMTP_Attachment

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version 6.5


SMTP_Attachment (smtp_ID; fileName; encodeType{; deleteOption}) --> 整数

引数タイプ説明
smtp_ID倍長整数-->メッセージ参照
fileNameテキスト-->添付するファイル名
encodeType整数-->0 = エンコードなし (データフォークのみ送信)
+-1 = BinHex
+-2 = Base64; (データフォークのみ送信)
+-3 = AppleSingle
+-4 = AppleDouble
+-5 = AppleSingle と Base64
+-6 = AppleDouble と Base64
+-7 = UUEncode
deleteOption整数-->0 = 既存のリストに追加,
1 = すべての添付をfileNameで置き換え,
2 = この添付を削除
戻り値整数エラーコード

説明

SMTP_Attachment コマンドは、MIMEフォーマットでテキストやバイナリファイルをメッセージに添付できるようにします。このコマンドは、一つのメールに複数のドキュメントを添付する際には複数回呼ばれます。0より大きな値がencodeType 引数に渡されると、このコマンドはメッセージの送信時にエンコードを実行します。

smtp_IDSMTP_New コマンドで作成されるメッセージ参照です。

fileName はメッセージに添付するファイルを指定します。この値は以下三種の方法で指定できます:

""= 標準のファイルを開くダイアログを表示する。
"ファイル名"= データベースストラクチャと同階層でファイルを検索する。
"パス"= ファイル名を含む完全なパス名。

encodeType は、メッセージにファイルを含める際に適用するエンコーディングのタイプを指定する整数値です。添付ファイルがバイナリの場合、正しい変換がおこなわれるようエンコーディングメソッドを適用しなければなりません (BinHex, AppleSingle)。もっとも使用されるエンコーディングはBinHexです。

encodeTypeに正数を渡すと、コマンドはメッセージの送信時に自動でファイルをエンコードします。エンコーディングは SMTP_Send コマンドの実行時に行われます。ファイルのサイズが大きい場合、SMTP_Send コマンドの実行に時間がかかることになります。同じファイルを何度か送信する場合などは、IT_Encode コマンドでエンコーディングを行い、そのエンコード済みのファイルを encodeType に負数を渡して添付すると、時間を節約できます。encodeTypeに負数を渡すと、エンコーディングは行いませんが、メッセージヘッダに添付ファイルに関する正しいエンコーディング情報を設定します。受信者のメールアプリケーションはこの情報を使用して添付ファイルを解析する正しい方法を知ることができます。

Note: 配列要素を encodeType 引数に渡すことはできません。

deleteOption は添付をどのように扱うかを指定するオプションの整数引数です。0を指定すると、現在の添付リストに指定した添付ファイルを追加します。1を指定すると、すべての添付ファイルを添付ファイルfileNameで置き換えます。fileName が空の文字列の場合、すべての添付ファイルが取り除かれます。2を指定すると、添付リストからfileNameのみが取り除かれます。

参照

IT_Encode, SMTP_New, SMTP_Send.


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