version 6.5
FTP_Receive (ftp_ID; hostPath; localPath; progress) --> 整数
引数 | Type | 説明 | |
ftp_ID | 倍長整数 | --> | FTPログイン参照 |
hostPath | テキスト | --> | 受信するドキュメントのパス名 |
localPath | テキスト | --> | ドキュメントの保存先パス名 |
結果ファイルパス名 (""が渡された場合) | |||
progress | 整数 | --> | 0 = 進捗を隠す, 1 = 進捗を表示する |
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
FTP_Receive コマンドはFile Transfer Protocolを使用して、hostPathで指定した場所からファイルを受信します。FTP_Receiveは保存先に既にドキュメントが存在する場合、エラー-48を返します。
ftp_ID は、FTP_Loginにより確立されたFTPセッション参照です。
hostPath には受信するドキュメントのパスを指定します。hostPathがドキュメントへのフルパスでない場合、コマンドはエラーを返します。パスはUnix形式で指定し、スラッシュ ("/") で区切ります。詳細は用語解説の節を参照してください。
localPath ドキュメントの保存先を指定するテキスト値です。localPathが空の文字列の場合、標準の保存ダイアログが表示され、結果のパス名がlocalPath変数に返されます。localPathがファイル名の場合、ファイルはストラクチャと同階層 (4Dシングルユーザ) または4D Client フォルダ (4D Server) に保存されます。パスはローカルドキュメントのため、パス名はプラットフォームに対応した区切り文字で区切ります。詳細は用語解説の節を参照してください。
progress は進捗インジケータを表示するかしないかを指定する整数値です。1を渡すと進捗インジケータを表示します。0を渡すと隠します。
例題
vUseMacBin:=-1 $error:=FTP_MacBinary (vFTP_ID;vUseMacBin) If($error=10053) MacBinaryIsSupported:=False `FtpサーバはMacBinaryプロトコルをサポートしない Else MacBinaryIsSupported:=True End if vLocalFile:="" If(MacBinaryIsSupported) vUseMacBin:=1 $error:=FTP_MacBinary (vFTP_ID;vUseMacBin) `MacBinaryを有効にする $error:=FTP_Receive (vFTP_ID;"CGMiniViewer.hqx";vLocalFile;cbShowTherm) If ($error=0) & (vUseMacBin=1) vDecodePath:="" If (IT_Decode (vLocalFile;vDecodePath;8)=0) `MacBinary デコード DELETE DOCUMENT(vLocalFile) `ソースのデコードに成功したら、削除する End if End if End if
参照