version 6.5
TCP_State (tcp_ID; statusCode) --> 整数
引数 | Type | 説明 | |
tcp_ID | 倍長整数 | --> | TCP接続参照 |
statusCode | 整数 | TCPステータスコード | |
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
TCP_State コマンドは特定のTCP接続のステータスに対応する整数値を返します。
tcp_ID は、TCP_Open または TCP_Listen コマンドで確立されたTCPセッション参照です。
statusCode には以下のステータスコードのいずれかが返されます。
0 | 接続は閉じている |
2 | 接続待ち受け中 |
8 | 接続確立 |
例題
この例題では、有効なTCP接続が確立されていて、$tcp_idに接続参照が含まれているとします。この例題では、コマンドはサーバにWebページをリクエストし、結果を受け取るためループに入ります。Webサーバはレスポンス送信後に自動で接続を閉じるため、この例題は接続が閉じられるかエラーが発生するまで受信を続けます。
C_LONGINT($tcp_id) C_INTEGER(vState;$err) C_TEXT($command;$buffer;$response) If (TCP_Send ($tcp_id;$command)=0) vState:=0 Repeat $err:=TCP_Receive ($tcp_id;$buffer) $err:=TCP_State ($tcp_id;vState) $response:=$response+$buffer Until ((vState=0) | ($err#0)) End if
参照