version 6.7
TCP_ReceiveBLOB (tcp_ID; blobToReceive) --> 整数
引数 | Type | 説明 | |
tcp_ID | 倍長整数 | --> | TCPセッション参照 |
blobToReceive | BLOB | 受信したデータを格納するBLOB | |
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
確立されたTCPセッション参照を指定し、TCP_ReceiveBLOB コマンドはblobToReceiveにパケットデータを受け取ります。
tcp_ID は、TCP_Open または TCP_Listen コマンドで確立されたTCPセッション参照です。
このコマンドは、32kの制限があるテキストの代わりにデータをBlobに受信すること以外、TCP_Receiveコマンドと同じ動作を行います。このコマンドを使用するとバイナリオブジェクトを受信できるようになります。
blobToReceive には受信したBLOBが格納されます。TCPパケットのデータを受信するとき、一回のTCP_ReceiveBLOBの呼び出しですべてのデータを受信できるとは限りません。TCP_ReceiveBLOB コマンドは通常、接続ステータスや特定の値をチェックしながら、Repeatループの中で使用されます。
例題
この例題は、TCP_ReceiveBLOBの典型的な利用方法を示します:
C_BLOB($Blob_Received;$Blob_All) C_LONGINT($srcpos;$dstpos) Repeat $Err:=TCP_ReceiveBLOB ($TCP_ID;$Blob_Received ) $Err:=TCP_State ($TCP_ID;$State) $srcpos:=0 $dstpos:= BLOB size($Blob_All) `受信したBlobを追加 COPY BLOB($Blob_Received;$Blob_All;$srcpos;$dstpos;BLOB size($Blob_Received)) Until(($State=0) | ($Err#0))
参照
TCP_Listen, TCP_Open, TCP_Receive, TCP_SendBLOB.