version 6.5.3 (Modified)
FTP_SetPassive (ftpID; passiveMode) --> 整数
引数 | Type | 説明 | |
ftpID | 倍長整数 | --> | FTPログイン参照 |
passiveMode | 整数 | --> | 0=Activeモード, 1=Passiveモード (デフォルト) |
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
FTP_SetPassive コマンドは、FTP_GetDirList, FTP_Send, FTP_Append, FTP_Receiveなどのコマンドを実行する際の、FTPサーバとクライアント間のデータストリーム転送モードを設定します。データストリーム転送モード設定は、FTP_SetPassiveが一度実行されるとこれらのコマンドに適用されます。
FTPサーバとクライアント間の転送は、二つのストリームに基づき行われます: コントロールストリーム (デフォルトでポート21) とデータストリーム (デフォルトでポート20)。通常、FTPサーバはデータ接続を開いて管理するために、"active"に定義されています。
歴史的な理由から、4D Internet CommandsはPassiveモードでFTPサーバへのデータストリーム転送モードを開こうとします。つまりデータストリームの交換を開始する前に、FTP コマンド "PASV"が送信されます。
しかし、いくつかのFTPサーバはPassiveモードをサポートせず、またファイアウォールが禁止している場合もあります。このような場合、カレントのデータストリーム転送モードをActiveにする必要があります。
Note: FTPで使用するモードをPassiveにするかActiveにするか、ネットワーク管理者に問い合わせる必要があります。
ftp_ID は、FTP_Loginにより確立されたFTPセッション参照です。
passiveMode 引数はデータストリーム転送モードを指定します:
・0を指定すると、FTPサーバにActiveモードで通信を行います。
・1を指定すると、FTPサーバにPassiveモードで通信を行います。(デフォルト)
参照