version 6.0
互換性メモ: このコマンドは廃止予定です。このコマンドは互換性のためのみに残されていて、将来のバージョンでは削除されます。4Dの"通信"テーマのコマンドの利用を強くお勧めします。
AP fopen (file | port; mode) --> 倍長整数
引数 | Type | 説明 | |
file | port | 文字列 | --> | 開くファイル名またはポート |
mode | 整数 | --> | 開くモード |
0 = 書き込みのみ | |||
1 = 読み込みのみ | |||
戻り値 | 倍長整数 | AP FPRINTで使用される値, または | |
ファイルやポートが開けなかった場合0 |
説明
AP fopen コマンドは“fopen” ANSI C コマンドを呼び出し、シリアルまたはパラレル (Windows) ポートを開いたり、直接ファイルを作成したりするために使用します。
この関数から返される値は、AP FPRINT コマンドを使用してポート経由で書き込みを行ったり、ファイルに書き込みを行ったりするために使用します。開かれたポートやファイルは、AP FCLOSEコマンドで閉じます。.
Note: Mac OSでは、この関数はファイルの作成のみに使用できます。
例題
1. パラレルポート上で "hello world" を書き込みます:
port:=AP fopen ( "LPT1";0 ) AP FPRINT ( port; "hello world" ) AP FCLOSE ( port )
2. シリアルポート上で "hello world" を書き込みます:
port:=AP fopen ( "COM1";0 ) AP FPRINT ( port; "hello world" ) AP FCLOSE ( port )
3. ファイルに "hello world" を書き込みます:
port:=AP fopen ( "C:\myfile.txt";0 ) AP FPRINT ( port; "hello world" ) AP FCLOSE ( port )
4. ファイルを読み込みます:
port:=AP fopen ( "C:\myfile.txt";1 ) MyVar:=AP fread ( port ) AP FCLOSE ( port )
参照