version 11 (Modified)
互換性メモ: このコマンドは廃止予定です。これは互換性のために残されていて、将来のバージョンで削除されます。4DのLAUNCH EXTERNAL PROCESS コマンドの利用を強く推奨します。4D v11.0より、AP ShellExecuteはWindowsでのみ動作します。
AP ShellExecute (fileName{; mode{; param}}) --> 倍長整数
引数 | Type | 説明 | |
fileName | 文字列 | --> | 起動するファイルやドキュメントの名称 |
mode | 倍長整数 | --> | 起動時のウィンドウのステータス |
param | テキスト | --> | アプリケーションパラメタ |
戻り値 | 倍長整数 | 0: コマンドの実行に成功した; | |
0以外の場合、システムエラー |
Note: このコマンドはWindowsでのみ動作します。Mac OS上では効果がありません。
説明
AP ShellExecute コマンドを使用して、4Dデータベースからアプリケーションを起動したり、ドキュメントを開いたりできます。
fileName 引数には、起動するファイルの名前または完全なアクセスパスを渡します。開くアプリケーションやドキュメントが、ストラクチャファイルと同階層にある場合のみ、ファイ名や相対アクセスパスを渡せます。
ドキュメント名を渡すと、Windowsが関連付けられたアプリケーションの実行を管理します。
mode 引数を使用して、アプリケーションが起動されるウィンドウの表示モードを指定できます:
・0を渡すと、ウィンドウは普通です;
・1を渡すと、ウィンドウはフルスクリーンです;
・2を渡すと、ウィンドウは最小化され、Windowsのタスクバーに表示されます。
param 引数を使用して、起動されるアプリケーションで必要な追加の引数を渡すことができます。例えば、このコマンドを使用してWebブラウザを起動する場合、この引数に特定のURLを渡せます。
例題
1. この例題は、メインディスクのルートにある、Wordドキュメントを開きます:
$err:=AP ShellExecute ("C:\Test.doc")
2. この例題は、デフォルトブラウザをフルスクリーンモードで開き、4Dサイトに接続します:
$err:=AP ShellExecute ("www.4d.fr";"1")
3. この例題はデフォルトのインターネットブラウザが何であれ、Netscapeをフルスクリーンで開き、4Dサイトに接続します:
$err:=AP ShellExecute ("C:\Program Files\Netscape\NETSCAPE.EXE";"1";"www.4d.fr")
4. この例題はWindows Explorerを通常のウィンドウで開き、Musicフォルダの中身を表示します:
$err:=AP ShellExecute ("C:\WINDOWS\explorer.exe";0;"C:\Music")
参照
LAUNCH EXTERNAL PROCESS.