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SQL標準は、式の中で異なるタイプのデータを結合させることについて、極めて厳しいルールを定めています。通常DBMSが自動変換を行います。しかしSQL標準は、数値と文字データの比較を行おうとした場合、DBMSはエラーを生成しなければならないとしています。このコンテキストにおいて、CAST式はとても重要です。データタイプが、SQL標準でサポートされるタイプと一致しないプログラム言語の中でSQLを使用する際は特にそうです。
先のクエリをCAST式を使用するよう若干変更したものを以下に示します。
・4Dコードの場合:
・SQLコードの場合:
・汎用SQLコマンドの場合:
・QUERY BY SQLコマンドの場合:
・SQLのEXECUTE IMMEDIATEコマンドの場合:
これらをテストするには、Video Libraryデータベースを起動してメインウィンドウを表示させます。クエリモードを選択して "CAST" ボタンをクリックします。