version 6.5
SMTP_InReplyTo (smtp_ID; inReplyTo{; deleteOption}) --> 整数
引数 | タイプ | 説明 | |
smtp_ID | 倍長整数 | --> | メッセージ参照 |
inReplyTo | テキスト | --> | In-Reply-To テキスト |
deleteOption | 整数 | --> | 0 = 置き替え (inReplyToが空でない場合), |
1 = 置き換え, 2 = 削除 | |||
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
SMTP_InReplyTo コマンドは、返信メッセージが関連する、返信元のメッセージを指定します。
smtp_ID はSMTP_New コマンドで作成されるメッセージ参照です。
inReplyTo は、このメッセージが関連する元のメッセージを指定するための文字列です。この文字列のフォーマットについては、RFC#822を参照してください。
警告: テキストにラインフィード (ascii=10)を含んでいてはいけません。含まれていると、それはヘッダ部の終わりかつボディ部の始まりを意味します。これに続くヘッダはボディ部に押し出され、サーバやクライアントで正しく解釈されません。ヘッダについての詳細はRFC#822を参照してください。
deleteOption は"ReplyTo"ヘッダを置き換えるか削除するか指定する整数値です:
・0を指定すると、以前の値を置き換えて、"ReplyTo" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をinReplyToに指定すると、以前のヘッダが保持されます。)
・1を指定すると、以前の値を置き換えて、"ReplyTo" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をinReplyToに指定すると、ヘッダが削除されます。)
・2を指定すると、"ReplyTo" フィールドに設定されていた値が削除され、ヘッダがメッセージから取り除かれます。
deleteOption はオプションの引数で、指定しない場合の値はデフォルトで0です。
参照