SMTP_Encrypted

4D - Documentation   Fran溝is   English   German   日本語   4D Internet Commandsテーマリスト   4D Internet Commandsインデックス   Back   Previous   Next

version 6.5


SMTP_Encrypted (smtp_ID; encrypted{; deleteOption}) --> 整数

引数タイプ説明
smtp_ID倍長整数-->メッセージ参照
encryptedテキスト-->暗号化方法
deleteOption整数-->0 = 置き換え (encryptedが空でない場合),
1 = 置き換え, 2 = 削除
戻り値整数エラーコード

説明

SMTP_Encrypted コマンドは、メッセージのボディに対して使用された暗号のタイプを受信者に通知するために使用します。4D Internet Commandsはメールメッセージ暗号・複号の機能を提供しません。メッセージの暗号化は開発者が行います。メッセージボディの暗号化が (SMTP_Bodyよりも前に) 行われた場合、コマンドを使用して暗号化の方法を通知すべきです。

smtp_IDSMTP_New コマンドで作成されるメッセージ参照です。

encrypted は、メッセージボディの暗号化に使用された方法を指定するテキスト値です。受信側のメールアプリケーションは、メッセージボディの複合化に必要な情報をこのヘッダから取得します。フォーマットについてはRFC#822を参照してください。

警告: テキストにラインフィード (ascii=10)を含んでいてはいけません。含まれていると、それはヘッダ部の終わりかつボディ部の始まりを意味します。これに続くヘッダはボディ部に押し出され、サーバやクライアントで正しく解釈されません。ヘッダについての詳細はRFC#822を参照してください。

deleteOption は"Encrypted"ヘッダを置き換えるか削除するか指定する整数値です:

・0を指定すると、以前の値を置き換えて、"Encrypted" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をencryptedに指定すると、以前のヘッダが保持されます。)

・1を指定すると、以前の値を置き換えて、"Encrypted" フィールドに新しい値を設定します。(空の文字列をencryptedに指定すると、ヘッダが削除されます。)

・2を指定すると、"Encrypted" フィールドに設定されていた値が削除され、ヘッダがメッセージから取り除かれます。

deleteOption はオプションの引数で、指定しない場合の値はデフォルトで0です。

参照

SMTP_Body, SMTP_New.


4D - Documentation   Fran溝is   English   German   日本語   4D Internet Commandsテーマリスト   4D Internet Commandsインデックス   Back   Previous   Next