version 6.5
POP3_DownLoad (pop3_ID; msgNumber; headerOnly; fileName) --> 整数
引数 | タイプ | 説明 | |
pop3_ID | 倍長整数 | --> | POP3ログイン参照 |
msgNumber | 倍長整数 | --> | メッセージ番号 |
headerOnly | 整数 | --> | 0 = メッセージ全体, 1 = ヘッダのみ |
fileName | テキスト | --> | ローカルファイル名 |
結果のローカルファイル名 | |||
戻り値 | 整数 | エラーコード |
説明
POP3_DownLoad コマンドは、POP3サーバからメッセージをディスク上のファイルにダウンロードするために使用します。添付ファイルを含むまたは32Kサイズを超えるすべてのPOP3メッセージは、このコマンドを使用してダウンロードすべきです。メッセージに添付されたファイルはこの方法でダウンロードされたファイルからのみ展開できます。
pop3_ID はPOP3_Loginで作成される、開かれたセッションの参照です。
msgNumber は取得したいメッセージのメールボックス中のメッセージ番号です。msgNumberは現在のメッセージリストの位置を表します。msgNumberはカレントセッションの中でのみ有効で、セッションが異なれば、そのメッセージ番号が指定するメッセージは前回と異なるかもしれません。
headerOnly はメッセージ全体を取得するか、ヘッダのみを取得するか指定するための整数値です。
fileName は、メッセージの保存先ファイル名とオプションのパスを渡します。この引数の指定方法は三つあります:
"" | = POP3_SetPrefsで指定したフォルダに"temp1"という名前でメッセージを |
格納します。(同じ名前のファイルが既に存在する場合、使用されていない | |
ファイル名が見つかるまで、"temp2", "temp3"が試されます。) | |
"ファイル名" | = POP3_SetPrefsで指定したフォルダに、fileNameでメッセージを格納します。 |
"パス名" | = fileNameで指定したパスにメッセージを格納します。 |
最初の二つの方法では、POP3_SetPrefsでフォルダが指定されていない場合、メッセージは (4Dシングルユーザの場合) データベースストラクチャと同じフォルダに、または (4D Serverの場合) 4D Clientフォルダに、保存されます。ファイルがディスクに保存された後、ファイルが実際に保存された名称がfileName 引数に渡された変数に返されます。fileNameに既に存在するファイル名を指定してPOP3_Downloadコマンドを呼び出すと、増分された数値がファイル名に付加され、実際にディスクに保存されたファイル名がfileName変数に返されます。
参照