version 6.8.1
IT_PPPStatus {(pppProfil)} --> 整数
| 引数 | Type | 説明 | |
| pppProfil | 文字列 | --> | ダイアルアップ名 = Mac OSでは空文字, |
| Windowsの場合オプション | |||
| 戻り値 | 整数 | 1: 接続中; 0: 接続処理中; -1: エラー |
説明
IT_PPPStatus コマンドを使用して、IT_PPPConnect コマンドを使用してまたは手動で開いた接続のステータスを取得できます。
pppProfil はチェックを行う開かれた接続を指定するテキストです。
Windowsでは、この引数はオプションですが、指定することで、ネットワーク設定にかかわらず正しく動作することが期待できます。
Windowsの場合:
- 有効なpppProfilが渡された場合、指定した接続のステータスが返されます。
- pppProfilが省略されたか空文字の場合、IT_PPPStatusは以下を返します:
・複数の接続が開かれている場合、-1。
・接続が一つだけ開かれている場合、その接続のステータス。
Mac OSの場合:
この引数は考慮されません。
IT_PPPStatusは接続のステータスを示す整数値を返します:
・接続している場合、1。
・接続処理中の場合、0。
・接続失敗または接続されていない場合、-1。
例題
`メソッド GetMessages (このメソッドはプロセス中で実行される)
If(mPPPConnect($vPPPProfil; 120))
$vErrCode:=IT_MacTCPInit
If($vErrCode=0)
$vErrCode:=POP3_Login...
...
Else
ALERT("接続に失敗しました。")
End if
End if
`メソッド mPPPConnect
C_BOOLEAN($0) `r現在接続中の場合Trueを返す。接続に失敗したらFalse。
C_TEXT($1) `Mac OSの場合空文字。Windowsの場合接続名
C_INTEGER($2) `タイムアウト秒数
If (IT_PPPStatus =1)
$0:=True `すでに接続済み
Else
$vTimeoutLength:=$2
$vTimeout:=False
$vErr:=IT_PPPConnect($1)
If($vErr=0)
$vStart:=Current time
Repeat
DELAY PROCESS(Current process;30)
$vStatus:=IT_PPPStatus($1)
$vTimeout:=((Current time-$vStart)>$vTimeoutLength)
Until (($vStatus=1) | $vTimeout) `接続したかタイムアウト
If(Not($vTimeout))
$0:=True `接続済み
End if
End if `… $Err = 0
End if
参照
IT_PPPConnect, IT_PPPDisconnect.