version 11.3
CREATE SCHEMA sql_name
説明
CREATE SCHEMA コマンドは新しいSQLスキーマをsql_nameという名称でデータベースに作成するために使用します。
Note: スキーマに関する情報は、4Dと4D SQLエンジン統合の原則の節を参照してください。
新しいスキーマを作成すると、デフォルトで以下のアクセス権が割り当てられます:
・読み込みのみ (データ): <Everybody>
・読み書き (データ): <Everybody>
・すべて (データとストラクチャ): <Nobody>
GRANT コマンドを使用して、それぞれのスキーマに外部からのアクセス権を与えることができます。
データベースのDesignerとAdministratorのみがスキーマを作成、更新、削除できます。
4Dのアクセス管理システムが有効になっていない場合、(すなわちDesignerにパスワードが設定されていない場合)、制限なしにすべてのユーザがスキーマの作成や更新を行えます。
データベースが4D v11 SQL (release 3 以降) で作成されるか変換されると、デフォルトスキーマが作成されデータベースのすべてのテーブルがこのスキーマに属します。このスキーマは "DEFAULT_SCHEMA" という名称で、削除したり名称を変更したりすることはできません。
例題
"Accounting_Rights"というスキーマを作成します:
CREATE SCHEMA Accounting_Rights
参照